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こころ 夏目漱石

こころ (新潮文庫)こころ (新潮文庫)
(1952/02)
夏目 漱石

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夏目漱石の後期三部作の終局をなす秀作と説明されている「こころ」であります。

登場人物は、私、先生、両親、親友、居候先の奥さんとお嬢さん+私の親族。
主は、私と先生ですが、先生の気持ちを理解するのは、私も含め現代人には正直難しい部分があるのではないでしょうか。

「こころ」は、
先生と私
両親と私
先生と遺書
の三部構成になっています。
 私に関しては、若い学生が年上の人間に興味をもち、その人の事と知りたいと思う欲求が出てくること、また、自分知らない世界に対して、自分なりの意見をぶつけてみたいと思うのは、時代に関係なく起こることだと思います。今でも、本当に正しいことと、社会的に正しいこと、常識的に正しいこと違います。つまり、常に事勿れ主義の中にある大人たちの正義は、子供達のそれとは異なっていて、その為、「なぜ」ということがその間で議論されます。ですので、私が、いろいろな場面で、先生に対して真意を求めていくということは、十分理解できる内容でした。
 両親に関しても、田舎での親の体面という部分で、両親の気持ちには同調はしないが、理解はできます。つまり、自分の子供も対して、お金を掛けて、学校に通わせたのだから、それなりの職業なりについてもらわないと困るという気持ちは、やはり持ってしまうものなのかなあと思います。これは、田舎ものであれ、それなりに社会的な地位がある人であれ、どういう立場でも、どの時代でも、発生しうるものだと思うからです。
 で、最終的に先生に対してですが、彼が結局自分を常に追い込み続けたのは、自業自得の結果だと思います。自分で親友を自分の世界に連れ込み、その友人と居候先のお嬢様の関係に勝手に嫉妬し、親友がお嬢様に気があり、本気悩んでいて、相談を持ちかけられた末に、親友に相談もなしに結婚を申し込み、親でる居候先の奥様に承認される。そして、それを知った親友は自殺する。もちろん、自殺した親友が先生を恨んでの自殺なのか、自分自身を責めての自殺なのかわかりませんが、正直、人を裏切った最悪の行為だったと思います。また、結果、自分自身も自殺をしてしまう。そして、親友を裏切ってまで手に入れた相手を、結局幸せにするところか、最悪の状況に突き落として自分は勝手に去ってしまう。 もちろん、この明治の時代背景というものが色濃く反映されているのでしょうが、それでも、先生の終始にわたる対応は、よろしくありません。この前提には、人を信じる事ができなくなった、つまり信じていた叔父に裏切られたが為にということが、常に先生自身の考え方に関連してくるとの事ですが、それも言ってしまえば、自分勝手な被害妄想だし、結局彼自身の考え方が幼かったのではと思います。

余り難しい事はわからないので、この本の背景にどのように夏目漱石の思いがあったのかは、別途調べてみたいと思いますが、どうも、気持ちがすっきりしない感じがしています。





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